「東京カメラ部×FUJIFILM10選 - Colors Like Film -フォトコンテスト2024」の受賞作品
2025年4月8日 から 2025年6月30日まで開催した
「東京カメラ部×FUJIFILM10選 - Colors Like Film -フォトコンテスト2025」へ
たくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。
素晴らしい作品の中から選ばれた受賞作品をここに発表いたします。
僕のポートレートには「存在してくれてありがとう」という想いを込めています。これは被写体の方や、写真を見てくださるすべての方に届けたい、僕なりの贈り物です。この撮影では、被写体さんが自然と繋がっているような姿を写したかったため、浴衣やお花の色が背景と調和するように選びました。彩度が強まる夕暮れ時、全体の色調とトーンを落ち着かせるクラシッククロームが、被写体と風景の調和を手伝ってくれました。
カメラ:「FUJIFILM GFX100S II」
レンズ:「NOKTON 40mm F1.2 Aspherical」
フィルムシミュレーション:「クラシッククローム」
海一面に広がるような樹氷の世界。ずっと憧れていた光景が、ついに目の前に広がった日。そのありのままの美しさを残したくて、迷わずPROVIAを選びました。
カメラ:「FUJIFILM X-T5」
レンズ:「XF50mmF1.0 R WR」
フィルムシミュレーション:「PROVIA/スタンダード」
冬の冷気を薄く受け止め、静けさを室内に巡らせる。雪は音を吸い、ガラスは静かに息づく。ACROSは雪に宿るわずかな起伏と陰影の揺らぎをなめらかな階調と穏やかな粒状感で描く。雪国に暮らす者にとって、ACROSはただのモノクロではなく、微かな息吹を“そっと見える形にする”シミュレーションだ
カメラ:「FUJIFILM X-T5」
レンズ:「XF16-55mmF2.8 R LM WR II」
フィルムシミュレーション:「ACROS」
紅葉が有名な地元のお寺。賑わう人気スポットから少し離れたこの場所は、とても静かで居心地良く感じました。使用したフィルムシミュレーションは「PROVIA/スタンダード」です。ありのままを表現しながらも彩度とコントラストがしっかり残るので、紅葉を入れつつ全体的にまとまった色味と、その時感じた空間の静けさを表現できました。
カメラ:「FUJIFILM X-T4」
レンズ:「XF90mmF2 R LM WR」
フィルムシミュレーション:「PROVIA/スタンダード」
年間を通じ打上花火の撮影もしております。2年前から富士フイルムのカメラを使用し始め、フイルムシミュレーション+Rawの設定で作品創りを楽しんでいます。特に「セピア」に設定して撮った花火写真は時が経っても印象が変わらないため気に入っています。
カメラ:「FUJIFILM X-H2」
レンズ:「TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 DiIII-A VC VXD B061X」
フィルムシミュレーション:「セピア」
撮影には「クラシックネガ」を使用しています。明るいトーンにはわずかに赤みが差し、暗部にはグリーンのニュアンスが浮かぶ──その独特の色再現が、記憶の中の断片のような、懐かしさを感じさせる画調を生み出してくれます。ただの記録ではなく、心の奥にある感情まで写し込める。そんな表現力に魅かれ、日頃から愛用しています。
カメラ:「FUJIFILM X-T5」
レンズ:「XF35mmF1.4 R」
フィルムシミュレーション:「クラシックネガ」
この日は薄く雲がかかり、海で遊ぶには肌寒い気候でした。それでも子どもたちは海を眼前にすると一目散に駆け出し、私の声など届きません。段々と我が子の手が離れつつあることを感じ、後ろ姿でも記憶に残したいとシャッターを切りました。眩しすぎず、ふと思い出した景色のような色合いを出したかったので、コントラストや彩度が穏やかなETERNAがこの時の自分の気持ちにピッタリでした。
カメラ:「FUJIFILM X-S20」
レンズ:「XF33mmF1.4 R LM WR」
フィルムシミュレーション:「ETERNA/シネマ」
この写真のように、息子達がどんな荒波も飛び越えて、色んなことに挑戦していってほしいという想いを込めて撮影しました。物語性強く表現したいと思い、ノスタルジックネガを選びました。
カメラ:「FUJIFILM X-T5」
レンズ:「XF16-55mmF2.8 R LM WR」
フィルムシミュレーション:「ノスタルジックネガ」