新開発のセンサーとプロセッサーにより、「Xシリーズ」史上最高の画質と機動性を実現したレンズ交換式プレミアムカメラ。光学式と電子式を切り替えられる世界唯一の「ハイブリッドマルチビューファインダー」がさらに進化。
この X-Pro2 で加わった白黒フィルムの美しい陰影を再現した ACROS では、ちょっと歴史のある被写体を取ると雰囲気が増す。
フジフィルム機には多彩なフィルムシュミレーションが存在する。この魅力的なカラーバランスをファインダー越しに確認しながらシャッターを切ることが出来るのは良い。
相変わらず緑色の表現が心地いいです。FUJIFILM がこだわっている色表現のひとつです。
X-Pro2から新たにフィルムシミュレーションに加わった「ACROS」という白黒モードを使ってみました。Xシリーズの白黒モードは以前から、ただ単に彩度をゼロにしたのとは違う、独特の階調表現を感じます。
桜の場合は、クラシッククロームの渋みのあるちょっと抑えたような発色が好みかな。微調整もできるので、好みの設定を探していくのも楽しいですね。
フジのフイルムシミュレーション最高すぎて泣けます。ぼくは特にクラシックロームが好きなんですけど、X-Pro2 に搭載されたアクロスのモノクロは…もうコレは…一回使ってみてください。それしか言えない。
多くの人が自然と感じる色合いで出力されて、癖や嫌味もなく万人に受け入れられることと思う。
上写真は「PROVIA/スタンダード」モードです。色のバランスが良くナチュラルなので、このモードで撮影すれば失敗はないと思います。
写真の色合いや雰囲気については、人それぞれの好みもあるだろうが、私は標準の PROVIA が一番自然で好印象を持った。
モノクロブログ作ろうかな…って思い始めてる自分がいます。それくらい美しい表現
これまでに FUJIFILM のデジカメは何度かレビューさせてもらっているが、総じての印象は、発色が自然で自分のイメージしたとおりの画が出てくるということ。その印象はこのカメラでも変わらず。安定感というか安心感というか、心強いことこの上ない。
「FUJIFILM X-Pro2」は深い緑色の表現が気持ちいいカメラなのですが、透明感のある淡い緑色の表現も上手です。
フィルムシミュレーションに新たに加えられた「ACROS」も、かなり良いですね。
FUJIFILM らしい自然な発色。F2.0 のボケ具合もなかなか。
テーブルがこの色です。ホワイトバランスを取るのは結構難しいのですが、X-Pro2はAUTOのままでまったく問題ありません。
ACROSのフィルムシミュレーションは、画像の高輝度の部分、低輝度の部分、それぞれに最適な粒状表現が施されています。オリジナルの画像に、Grain的な粒状感を一様に付与したわけではないところが、ACROSのこだわり。
これだけ色鮮やかなチューリップは色飽和を気にしないといけないところですが、FUJIFILM X-Pro2だとそのまま撮って出しでいけます。多少明るさやコントラストを調整する余裕もあるくらい。この辺りはさすがだなぁと思います。
上記引用は意図を明確にするために一部東京カメラ部株式会社によって加筆修正・強調されています。原文はリンク先をご確認ください。 このレビューは、東京カメラ部株式会社が運営するレビューサイト「みんぽす」が無償招待した体験イベントに参加して書かれています。事実誤認時の修正を除いてレビュー内容に第三者による一切の関与はありません。