世界最大0.77倍の表示倍率と、世界最短0.005秒のタイムラグで映像を表示する電子ビューファインダー「リアルタイム・ビューファインダー」を搭載したプレミアムミラーレスカメラ。
全体の解像度は従来のX-Trans CMOS同様ローパスレスらしい解像度の高い画を作ってくれるので三脚付で撮影した画は期待通りの出来映えでした。
緑色の表現がとても鮮やかで綺麗です。さすがFUJIFILM。写真によっては実際よりもオーバーな緑色になったりもしますが不自然さは一切なく、逆に「いいぞもっとやれ」と応援したくなる方向性です。
X-T1は一見ゴツくて取扱いが難しそうにも見えますが、そんなことは全くありません。むしろ、ISO感度、シャッタースピード、露出などのダイヤルが独立しており、絞りはソフトウェアで調整するのではなく、レンズに搭載されたリングを回すことで好みの絞り数値に変更できます。よく使う機能にとてもアクセスが良いのです。
色に魅せられて撮ってみましたそうそう、こういう発色だよね~と、Xシリーズの出す独特の湿度色に感動
X-T1になって表示遅延が改善されて、遅延が0.005秒になりました。シャッタータイムラグの0.05秒と合わせて、0.055秒前の瞬間を撮影できるようになりました。これは実際に使ってみると、非常に優れた数値であることを実感できました。
JPEGの発色と解像感がとてもいいですねぇ。少しカリッとしたのが好みの私に直球ストライクです。
FUJIFILMのXシリーズに共通するデザインへの並々ならぬ意識の高さは、このカメラにも確かに受け継がれているようです。
今まで使ってきたXシリーズの中では最高の出来だと感じました。「画質」「スマホ連携機能(Wi-Fi機能)」「レスポンス」「外観デザイン」どれも良かったのですが、この機種でとくに気に入ったのは大きく変わった「操作性」です。とても使いやすかったです。
X-T1は本当にオールランドの素晴らしいカメラです。特にその色合いが素晴らしいです。ノイズも不自然ではありません。液晶ビューファインダーの見え方も素晴らしいです。写真を撮る道具として持っていたいです。
とても使いやすいのが、このフォーカスアシストボタン押すたびに拡大表示と通常表示を切替えることができます。自分が拡大したい時にだけ拡大できるこの方式は非常にありがたいです。
グリップ部分の出っ張りは控えめですが、ゴムのような滑りにくい素材で覆われているのでホールド感は抜群です。
X-T1のEVFは、2画面表示に対応し、ピント位置の自動拡大表示が可能となりました。拡大表示によけいなボタン操作を必要としないため、マニュアルフォーカスをする際に便利な機能です。
マニュアルフォーカス時に被写体全体と合焦部分を別々に二画面表示できるのは使いやすい。ファインダーが大きいからこそ可能となる表示である。縦位置にカメラを構えると情報表示も縦型に切り替わる。
カメラの質感は昔のフィルムカメラを彷彿とさせるイメージで硬質な感じですが、結構好みです。あと、ボタンが多い、というのは、逆に、設定する時にいろいろとメニューを探さなくて済むということなのでそういうところは好きです。
X-T1の感度別ISOノイズは、ISO1600まではとても優秀でした。高感度ノイズはAPS-Cサイズにしては少なく、手ぶれ補正付きのレンズと組み合わせてさまざまなシーンで活躍できそうです。
普段はRAW撮影基本の自分ですが、「X-T1」においてはJPEGの撮って出しで充分満足できる一枚を撮ることができるお気に入りっす
X-T1は手の中への収まりがよく、持ったときのしっくり感がすばらしいですね。世の中にカメラは沢山ありますが、こういうカメラって意外に少ないんですよね。
ローパスレスとX-Transのフィルムっぽい適度なランダム性のある色配置がモノクロで良さを発揮するのかもしれません。
上記引用は意図を明確にするために一部東京カメラ部株式会社によって加筆修正・強調されています。原文はリンク先をご確認ください。 このレビューは、東京カメラ部株式会社が運営するレビューサイト「みんぽす」が無償招待した体験イベントに参加して書かれています。事実誤認時の修正を除いてレビュー内容に第三者による一切の関与はありません。