世界最大0.77倍の表示倍率と、世界最短0.005秒のタイムラグで映像を表示する電子ビューファインダー「リアルタイム・ビューファインダー」を搭載したプレミアムミラーレスカメラ。
マニュアルフォーカス時に被写体全体と合焦部分を別々に二画面表示できるのは使いやすい。ファインダーが大きいからこそ可能となる表示である。縦位置にカメラを構えると情報表示も縦型に切り替わる。
このファインダーは、「マルチモード・ビューファインダー」と呼ばれ、現在最も優れたEVFです。 その特長は、大きく、反応速度が速いこと。 ファインダー倍率は、フルサイズセンサー搭載機のファインダー(約0.7倍)より大きな0.77倍。世界最短で表示タイムラグは0.005秒という有機ELのEVF。覗いたときに、くらっとする感覚、これは、やはりすごいですね。
X-T1になって表示遅延が改善されて、遅延が0.005秒になりました。シャッタータイムラグの0.05秒と合わせて、0.055秒前の瞬間を撮影できるようになりました。これは実際に使ってみると、非常に優れた数値であることを実感できました。
とても使いやすいのが、このフォーカスアシストボタン押すたびに拡大表示と通常表示を切替えることができます。自分が拡大したい時にだけ拡大できるこの方式は非常にありがたいです。
X-T1のEVFは、2画面表示に対応し、ピント位置の自動拡大表示が可能となりました。拡大表示によけいなボタン操作を必要としないため、マニュアルフォーカスをする際に便利な機能です。
電子ビューファインダーは表示タイムラグ0.005秒でとても見やすいですね。位置も光軸上にあるので、動くものを追いやすいですね。
背面液晶は見やすいですね しかし、もっと見やすいのはEVF(0.5型 有機ELファインダー 約236万ドット 視野率約100%) 写真でお見せできないのが残念です
その恩恵は計り知れないものがあります。カメラを構えて自然と覗き込むことができる位置にあり、ファインダー像は高倍率で情報表示も豊富。それらを確認し、撮影パラメータをダイヤルで操作し、良し!と思ったところでシャッターを切る。するとわずかなタイムラグで静かにシャッターが切れ、像のフリースもほとんど気にならない... という一連の撮影リズムの中心にはこのEVFがあります。そのスペック以上にこのEVFの存在はX-T1にとって大きなものだと思います。
ビューファインダーから覗ける風景が大きいといという点は、通常価格帯の光学式一眼レフカメラに較べてアドバンテージになるかと思います。今回は更に、236万ドットの高精細有機ELで、表示タイムラグが0.005秒と改良され、ビューファインダーに関する不満はもうないと言ってもいいんじゃないかな。
FUJIFILM X-T1には、世界最大のファインダー倍率0.77倍を誇る「リアルタイムビューファインダー」がついています。で、236万ドットの高精細有機EL電子ビューファインダーは、とても広くて見やすいのですが、マニュアルフォーカス時だけ設定できる「2画面モード」で、「デジタルスプリットイメージ?」をメインの画面の右に表示させて、フォーカスアシスト機能を使いながら、確実なピント合わせをすることができます。 合焦させるところが拡大表示されるので、かなり便利です。
倍率が高いとEVFの粒状感も拡大されてしまうのではないかと心配していましたが、それほどのことはなく十分に解像感はあります。フレームバッファを使用せずにディレイを押さえたという点もあり、現時点では最高のEVFの一つかと思います。
やはりファインダー内に被写体の全体像とピント合わせのスプリット画像の二つを表示したのはすごいことです。被写体の全体像とピントを合わせたいところを一挙に確認できるのはすごいです。
レンズ光軸上に配置された高倍率のEVF、多彩な表示モードを持ち、表示ディレイも非常に少ない、現時点では最良のEVFと言えるでしょう。間違いなくX-T1の「良いところ」の筆頭にあげられると思います。
まわりが明るいところで、ファインダーを覗けるのは、いいですね。 一眼レフとの違いは、「撮れる画像」を、ファインダー内で、「撮る前に」確認できること。 これ、大きいです。自分の眼で見た空間の色と明るさ、被写体をどれだけ浮かび上がらせるか…。 露出補正なんて、歩留まりが確実に上がります。
一つ言えるのは、私にとってはやはり一眼レフスタイルのカメラは使いやすい、と言うことです。レンズと同軸上にEVFを持ってきてペンタ部を付けるというデザインには、意味があるのだと思います。一眼レフに慣れた身には、これだけでかなり心理的ハードルが下がるような気がします。
上記引用は意図を明確にするために一部東京カメラ部株式会社によって加筆修正・強調されています。原文はリンク先をご確認ください。 このレビューは、東京カメラ部株式会社が運営するレビューサイト「みんぽす」が無償招待した体験イベントに参加して書かれています。事実誤認時の修正を除いてレビュー内容に第三者による一切の関与はありません。