世界最大0.77倍の表示倍率と、世界最短0.005秒のタイムラグで映像を表示する電子ビューファインダー「リアルタイム・ビューファインダー」を搭載したプレミアムミラーレスカメラ。
X-T1はクラシカルなスタイルに拘るFUJIFILMが敢えて出した一眼スタイルのカメラです。期待通り従来の一眼レフ機を駆逐しかねない魅力のあるカメラであることは疑いようがありません。
X-T1は一見ゴツくて取扱いが難しそうにも見えますが、そんなことは全くありません。むしろ、ISO感度、シャッタースピード、露出などのダイヤルが独立しており、絞りはソフトウェアで調整するのではなく、レンズに搭載されたリングを回すことで好みの絞り数値に変更できます。よく使う機能にとてもアクセスが良いのです。
今まで使ってきたXシリーズの中では最高の出来だと感じました。「画質」「スマホ連携機能(Wi-Fi機能)」「レスポンス」「外観デザイン」どれも良かったのですが、この機種でとくに気に入ったのは大きく変わった「操作性」です。とても使いやすかったです。
指が慣れてくれば、ファインダーから目を離さずに、シャッタースピード、露出、ISO、絞りが変えられるので、MENUの階層奥深くいじるよりはとても快適です。何より、ダイヤルを見れば今いくつに設定しているのか一目瞭然
X-T1はグリップが付いていて手にフィットして、剛性感もあって、とても握りやすいです。グリップの大きさはかなり控えめですが、手にしたときにちょうどシャッターボタンの位置に人差し指が来るので使いやすいです。
外観についてカッコイイの一言。何度も見てもほしいと思わせるデザイン、ちょうどよい大きさ、重さがいい!
グリップ部分の出っ張りは控えめですが、ゴムのような滑りにくい素材で覆われているのでホールド感は抜群です。
FUJIFILMのXシリーズに共通するデザインへの並々ならぬ意識の高さは、このカメラにも確かに受け継がれているようです。
X-T1は手の中への収まりがよく、持ったときのしっくり感がすばらしいですね。世の中にカメラは沢山ありますが、こういうカメラって意外に少ないんですよね。
カメラの質感は昔のフィルムカメラを彷彿とさせるイメージで硬質な感じですが、結構好みです。あと、ボタンが多い、というのは、逆に、設定する時にいろいろとメニューを探さなくて済むということなのでそういうところは好きです。
素人の方が見れば「なにか凄そうなカメラ」と思うような威圧感 決して大きいカメラではないのですが、堅牢で高い剛性感を誇るマグネシウムダイキャスト採用したボディや、アルミを削りだした金属製ダイヤルは所有感を満足させるテイストになってますね
チルトの便利さを知ってしまうとなかなかないものには戻り難いと感じます。
私がX-T1で一番気に入ったのはデザインです。ダイヤルだらけながらもクラシック過ぎず非常に機能的。レンズ光軸上に配置されたEVFを収めたペンタ部も綺麗にまとまっていると思います。登場時に賛否があった「FUJIFILM」ロゴも悪くはありません。非常に多彩な機能を持ちながらも、一方でボディはミラーレス機らしくとてもコンパクトで軽量です。
総合的に言って、FUJIFILMXシリーズの全部載せのカメラであり、グリップも持ちやすく、操作もしやすい。ストロボも外付けコンパクトなのを同梱している。不満点などないんじゃないでしょうか。
背面はこんな感じ。3インチの液晶モニターはチルト式。X-M1もそうでしたが、妙な出っ張りも隙間もなく、綺麗にまとまっていて仕上げとしては良く出来ています。動きも節度感あって位置決めしやすいです。
X-T1のグリップは控えめですが、ホールド感はとてもいいです。 背面のこの出っ張り部分も親指の掛かりがよく、カメラをしっかりとホールドできます。 貼り革(というかラバーですね)も滑りにくく、ホールドの良さにとても貢献していると思います。
良いカメラの条件は基本的なカメラの性能が高いことです。 X-T1は基本性能が高くかつ操作が直接ダイヤルなどですぱっと出来る優秀なカメラです。
手に持ってみるとわかりますが、手の中への収まりがすごくいいんですよね。 グリップの出っ張りは、もっとしっかりしている方がいいという人が多いようですが、デザイン的にも機能的にも私はこの位で十分だと思います。
「操作性」も広義の「デザイン」だと思うのですが、このカメラを使っていて改めて感じたのはダイヤル操作のしやすさです。特に絞りリングは本当に秀逸です。それはX-T1特有のものではなく、"R"のついたXFレンズをつけたXシリーズのカメラすべてに共通する部分です。が、一眼レフスタイルのX-T1では特に強く感じました。
キットズームより100gも重いレンズだけど、X-T1と合わせても850gと電池の入っていない他社のフルサイズデジタル一眼レフカメラよりも軽い大口径レンズセットとなる。 ちょっと気軽に、でも、ちゃんと撮りたいって気分に、とてもいいバランスに思う。
実機の佇まいは美しく、また、優れた質感をもつのも事実。 レトロ風デザインのカメラは非常に多いけれど、質感の伴ったものは意外に少ないと思う。 やるならちゃんとやろうぜ、ってのをの富士フィルムはわかってると思う。
上記引用は意図を明確にするために一部東京カメラ部株式会社によって加筆修正・強調されています。原文はリンク先をご確認ください。 このレビューは、東京カメラ部株式会社が運営するレビューサイト「みんぽす」が無償招待した体験イベントに参加して書かれています。事実誤認時の修正を除いてレビュー内容に第三者による一切の関与はありません。