コンパクトながら本格的な光学ズームファインダーを搭載し、高画質と洗練された操作性、デザインで「ファインダーを覗いて撮る愉しさ」を感じさせるプレミアムコンパクトデジタルカメラ。
他のコンデジのビビッドモードとはちょっとモノが違うってのが、下手な作例からでも伝わると良いなぁ。ただ彩度を上げただけの下品な写真と、抜けもコントラストも色乗りも良いレンズとローパスレス構造による「透明感ある豊かなデータ」をぎゅ????ぅっと濃く凝縮した写真とでは比較にならないってのが。
撮って出しのJPEGの画質についても、X20は色合いだけでなくトーンなども細かく設定できます。最初はデフォルトのJPEGにあまり納得がいかなかったのですが、自分の好みの設定を見つけると自分好みの写真がバシバシ撮れグングン愛着がわいてきます。色々設定できるいじるのが楽しいカメラです
足下には枯れ葉の上に椿の花びら。コントラスト高めのVelviaモードですが、FUJIFILMのカメラらしくハイライトもシャドーも粘ります。こういう何でもないシーンでも、フィルムシミュレーションや露出をいじって、ああでもない、こうでもないと色々撮ってみたくなります。
FUJIFILM X20の「夕焼け」を使うか、赤みが足りなければ、「WB(ホワイトバランス)」でオートからでも、さらに十字キーの右クリックで色味をつけることが簡単にできるのが、最近のお気に入り。
夕日に照らされた早咲きの桜はとても綺麗でした。もともとコントラストの高い被写体に対しては、標準のPROVIAモードでも十分にくっきり鮮やかです。ピントも正確でシャープだし背景もよくぼけます。絞り優先モードでシャッタースピードがギリギリ追従するところまで絞りを開けました。色のりも良いし、ダイナミックレンジもあってFUJIFILMのカメラらしいですね。
本家FUJIFILMがデジタルで再現したVelviaは良いですよ?!スカッと抜けの良いレンズを持つX20との相性は抜群に良いんじゃないでしょうか。
FUJIFILM X20もそうですが、富士フイルムのデジタルカメラのモノクロームって、しっとりしていて階調豊かで、フィルムシミュレーションでも、2+3種類(白黒、セピア、モノクロ(Yeフィルター/Rフィルター/Gフィルター))準備されていて、富士フイルムがモノクロにも、かなりこだわっているのがわかります。
肉もやしの匂ってきそうなジューシー感も! これは白熱灯のライティングでしたが、WBオートで結構いい色に写っています。
モノクロフィルムに黄色や赤、緑のフィルターを付けたモードまで用意されているとは・・・ さすがフィルムメーカw
上記引用は意図を明確にするために一部東京カメラ部株式会社によって加筆修正・強調されています。原文はリンク先をご確認ください。 このレビューは、東京カメラ部株式会社が運営するレビューサイト「みんぽす」が無償招待した体験イベントに参加して書かれています。事実誤認時の修正を除いてレビュー内容に第三者による一切の関与はありません。