この X-Pro2 で加わった白黒フィルムの美しい陰影を再現した ACROS では、ちょっと歴史のある被写体を取ると雰囲気が増す。
緑色の表現がとても鮮やかで綺麗です。さすがFUJIFILM。写真によっては実際よりもオーバーな緑色になったりもしますが不自然さは一切なく、逆に「いいぞもっとやれ」と応援したくなる方向性です。
レタッチでもっと空の彩度をあげることもできますが、フィルムシミュレーションをビビッド(Velvia)にして撮るだけでも、充分印象的な色をで味わえました。
上写真は「PROVIA/スタンダード」モードです。色のバランスが良くナチュラルなので、このモードで撮影すれば失敗はないと思います。
中でもXシリーズで撮影した画には、ほかで撮影したものとはひと味もふた味も違う不思議な湿度ある発色と立体感があって、毎回嬉しい驚きを感じるのだけど・・・ それもそのはず 現実の色(測色)と脳内で変換された色(記憶色・期待色)の差を心地よいバランスで仕上げる画像処理エンジンの開発にこだわっているからなのだ!(なんせ自社開発っすからw)
X-Pro2から新たにフィルムシミュレーションに加わった「ACROS」という白黒モードを使ってみました。Xシリーズの白黒モードは以前から、ただ単に彩度をゼロにしたのとは違う、独特の階調表現を感じます。
X-T10で娘の写真を撮りまくっていて感心するのが、肌色の絶妙な再現性です。さすが富士フイルム。髪の毛の描写もシャープでありながら柔らかさが表現できていて、子供のスナップには最高かも。
元々フィルムメーカーとして操業を始めて今年で80年。老舗の「色へのこだわり」は今でも健在であることはX-E2の仕様説明でも確認済み。
桜の場合は、クラシッククロームの渋みのあるちょっと抑えたような発色が好みかな。微調整もできるので、好みの設定を探していくのも楽しいですね。
さすがFUJIFILM、カメラ任せでとてもナチュラルな色の緑。撮れる緑の色が良くて、ついつい被写体を探してしまう自分がいました~花の色も鮮やかに、見たまま撮れます。
これだけ色鮮やかなチューリップは色飽和を気にしないといけないところですが、FUJIFILM X-Pro2だとそのまま撮って出しでいけます。多少明るさやコントラストを調整する余裕もあるくらい。この辺りはさすがだなぁと思います。
色に魅せられて撮ってみましたそうそう、こういう発色だよね~と、Xシリーズの出す独特の湿度色に感動
X-T10は、カメラ内現像のJPEGがとてもクオリティが高く、またフィルムシミュレーションやアドバンスフィルターなどを使って、撮影時のイメージがすでに完成形に近いものが得られることが、今回もまざまざと実感できました。RAWありき、JPEGありきと、どっちかに偏ったカメラだと困りますが、X-T10はどちらもハイクオリティで楽しめる、創造力をかきたてられるカメラだと思いました。
ACROSのフィルムシミュレーションは、画像の高輝度の部分、低輝度の部分、それぞれに最適な粒状表現が施されています。オリジナルの画像に、Grain的な粒状感を一様に付与したわけではないところが、ACROSのこだわり。
富士フィルムの肌色の再現はかなり独特というか、透明感のある瑞々しい描写をします。好みもあるでしょうが、こと赤ちゃんの肌を綺麗に撮るなら富士フィルムの色がずば抜けていると思います。
これには思わず「おおー!」と声が出ました。ハイビジョンのTVを観ているような?繊細さと色鮮やかさにびっくりしたのです。左下の方など、水槽ガラスのキズまでよく映し出しているのがわかりますので、ぜひFlickrの方で見て頂ければと思います。
テーブルがこの色です。ホワイトバランスを取るのは結構難しいのですが、X-Pro2はAUTOのままでまったく問題ありません。
やはりFUJIFILMのXシリーズは精細に撮影でき、良い色が出ますね。
JPEGの発色と解像感がとてもいいですねぇ。少しカリッとしたのが好みの私に直球ストライクです。
X-T1は本当にオールランドの素晴らしいカメラです。特にその色合いが素晴らしいです。ノイズも不自然ではありません。液晶ビューファインダーの見え方も素晴らしいです。写真を撮る道具として持っていたいです。
上記引用は意図を明確にするために一部東京カメラ部株式会社によって加筆修正・強調されています。原文はリンク先をご確認ください。 このレビューは、東京カメラ部株式会社が運営するレビューサイト「みんぽす」が無償招待した体験イベントに参加して書かれています。事実誤認時の修正を除いてレビュー内容に第三者による一切の関与はありません。