新開発のセンサーとプロセッサーにより、「Xシリーズ」史上最高の画質と機動性を実現したレンズ交換式プレミアムカメラ。光学式と電子式を切り替えられる世界唯一の「ハイブリッドマルチビューファインダー」がさらに進化。
X-Pro2のファインダーは光学と液晶のハイブリッドです。光学ファインダーはやはり見やすいです。
クリアで抜けの良い画質は、Xシリーズならでは。撮っていて気持ちが良いですね。
X-Pro2から新たにフィルムシミュレーションに加わった「ACROS」という白黒モードを使ってみました。Xシリーズの白黒モードは以前から、ただ単に彩度をゼロにしたのとは違う、独特の階調表現を感じます。
飛ぶ鳥や飛行機までちゃんと撮影できるX-Pro2のAFの速さを改めて実感しました。精細さや色の情報量もさすがのFUJIFILMという感じで、現像でディテールまではっきりと分かります。
桜の場合は、クラシッククロームの渋みのあるちょっと抑えたような発色が好みかな。微調整もできるので、好みの設定を探していくのも楽しいですね。
画像から階調の豊かさ、車のボディの質感の表現、シャドウ部分の絶妙な表現、さらに絶妙な粒状感が感じられますね。
これだけ色鮮やかなチューリップは色飽和を気にしないといけないところですが、FUJIFILM X-Pro2だとそのまま撮って出しでいけます。多少明るさやコントラストを調整する余裕もあるくらい。この辺りはさすがだなぁと思います。
ISO感度を上げるほど、ノイズが増え、解像感や色彩の豊かさは失われるので、なるべく低いほうがいいのですが、「FUJIFILM X-Pro2」なら高くしても実用的です。
ACROSのフィルムシミュレーションは、画像の高輝度の部分、低輝度の部分、それぞれに最適な粒状表現が施されています。オリジナルの画像に、Grain的な粒状感を一様に付与したわけではないところが、ACROSのこだわり。
ISO3200この辺りから若干だがノイズが混じってくる。主にボケの輪郭部分にざらつきを感じる。と言っても等倍で確認した時の話であって、トリミングせずに使うのであれば十分過ぎる程。
テーブルがこの色です。ホワイトバランスを取るのは結構難しいのですが、X-Pro2はAUTOのままでまったく問題ありません。
フジフィルムでポートレートや人物スナップというジャンルを良く目にするが、実際使ってみると「なるほどなぁ」とうなってしまった。髪がしっとり艷やかになるので、非常に見栄えが良い。
X-Pro2で撮影してみた写真を掲載します。本当に精細感が良い感じ。F2のボケも良いですね。
X-Pro2は、光学ファインダーとEVFのいいとこ取りをした「アドバンストハイブリッドマルチビューファインダー」がとても便利で、ファインダーの付いていないミラーレスカメラやコンデジに比べて、明るいところ、暗いところで、ファインダーをしっかり覗きながら撮影することができます。
こんなに暗いところでもF2のレンズでISO3200で手持ちでブレずに綺麗に撮影できるX-Pro2。とても良いですね。
電子ファインダーの動作は快適そのもの。フィルムシュミレーションやアドバンストフィルターの効果がファインダーで確認出来る上に、動作の遅延は気にならない程度。おかげ様で色々なフィルターや設定を変えて遊んでみようって気になる。
ノイズが出やすいシャドウ部や桜の解像感のバランスは十分優れていると思います。色やコントラストがおかしくなる気配は全くないですし、少なくとも私基準ではこの程度の感度までは何のためらいもなく使える常用感度と言えると思います
上記引用は意図を明確にするために一部東京カメラ部株式会社によって加筆修正・強調されています。原文はリンク先をご確認ください。 このレビューは、東京カメラ部株式会社が運営するレビューサイト「みんぽす」が無償招待した体験イベントに参加して書かれています。事実誤認時の修正を除いてレビュー内容に第三者による一切の関与はありません。