フルハイビジョン 60fps の動画はなめらかで美しい。
使いやすいかどうかで言えば、レンズ光軸上に配置されたEVF、ほどよいグリップ、ダイヤル中心の操作系などなど、とても良く手に馴染みます。質感も金属を使っていないとは思えないほど高級感があり、手にした時の剛性感も十分。小さいわりに頼りなさはどこにもありません。
OVF(光学ファインダ)とEVF(液晶ファインダ)を組み合わせたこのファインダは画期的で、使うほどに感心する。基本は、光学のファインダに各種情報が重ねて表示される。その感覚は、一般的な一眼でファインダの枠外に情報が表示されるのとは似て非なるもので、近未来的。
X-T1は一見ゴツくて取扱いが難しそうにも見えますが、そんなことは全くありません。むしろ、ISO感度、シャッタースピード、露出などのダイヤルが独立しており、絞りはソフトウェアで調整するのではなく、レンズに搭載されたリングを回すことで好みの絞り数値に変更できます。よく使う機能にとてもアクセスが良いのです。
ISO感度を設定するのは、X-Pro2の場合、メニューからではなくて、このシャッタースピードダイヤルの外側を引っ張ると、中に見えているISO感度を変えることができるという、往年のカメラ好きのヒトをくすぐるダブルファンクション式になっています。
スペック等X-T1とほぼ一緒のはずですが、背面液晶やビューファインダーなどが高精細明るくなっている関係か、めっちゃ綺麗に見えると共に、撮れる感じがするので良いです
色に魅せられて撮ってみましたそうそう、こういう発色だよね~と、Xシリーズの出す独特の湿度色に感動
外観は「X-E1」とほぼ同じ。フィルム時代のカメラを彷彿させるデザインです。金属ボディの質感が上品で、とてもカッコイイです。
画素数を大幅に増やしても、高感度は相変わらず強い。
EVFはX-T1ほど高倍率ではありませんが、236万画素の有機ELパネルを使用しており、遅れも少なくフレームレートも十分。下位機種だからと行って決して手が抜かれているわけではありません。
「FUJIFILM X-Pro2」 + 「XF35mmF2 R WR」は起動もAFも早くて、とても使いやすかったです。思い通りに操作できて、ストレスを感じることなく撮影に集中できました。
EVFはX-E1と変わっていないようです。やはりこのクラスのカメラを手にすると、自然と覗いてしまいます。EVFっぽさはありますが(EVFなのだから当たり前ですね...)隅々まで見やすくて悪くありません。ピントをしっかり見えるし、やはり背面液晶の何倍も見やすいと思います。
ダイナミックレンジも広く、しっとりとした、高感度撮影でもノイズの少ないよい画像です。 現時点ではトップレベルです。ローパスフィルターレスの画像はくっきりしていますね。 35mmフルサイズカメラの画質に迫るものです。 また、フィルムシミュレーションがいいですね。アートフィルター系のフィルターでなくとも楽しめます。 さすがフィルムメーカーだと思いました。
使用頻度の高い機能をメニュー画面からではなく、ダイヤル操作とすることで、操作性を向上させている。この無骨なデザインは、おっさん世代にはたまらない。
X-T10のJPEGは総じて彩度が高めのような感じがしますが、XF35mm F1.4 との組み合わせでさらに立体感が相まって、このバラの花びらの隙間の影がとても神秘的に映りました。
液晶ビューファインダーのように連写をしてもブラックアウトがありません。日光がそのままファインダーを通して入るので、ファインダー越しの景色が自然です。
X-T1になって表示遅延が改善されて、遅延が0.005秒になりました。シャッタータイムラグの0.05秒と合わせて、0.055秒前の瞬間を撮影できるようになりました。これは実際に使ってみると、非常に優れた数値であることを実感できました。
写真の色にフィルムメーカーの意地を感じますね。
X-Pro2ではフォーカスレバーが新設されて、直接AFポイントが選べるので、操作性が格段によくなっています。
「所有する喜び」を与えてくれるカメラとはこのようなカメラを言うのだろうなと感じるデザイン。
上記引用は意図を明確にするために一部東京カメラ部株式会社によって加筆修正・強調されています。原文はリンク先をご確認ください。 このレビューは、東京カメラ部株式会社が運営するレビューサイト「みんぽす」が無償招待した体験イベントに参加して書かれています。事実誤認時の修正を除いてレビュー内容に第三者による一切の関与はありません。