レトロな外観が楽しめるだけでなく、独立したハードダイアルが多数あることでメニューへの良好なアクセスを実現したX-E2。併せてビューファインダーが内蔵していることで、撮影の流れがとてもスムーズになっているということが、外装仕様のポイントだと思います。
FUJIFILM X-T1には、世界最大のファインダー倍率0.77倍を誇る「リアルタイムビューファインダー」がついています。で、236万ドットの高精細有機EL電子ビューファインダーは、とても広くて見やすいのですが、マニュアルフォーカス時だけ設定できる「2画面モード」で、「デジタルスプリットイメージ」をメインの画面の右に表示させて、フォーカスアシスト機能を使いながら、確実なピント合わせをすることができます。 合焦させるところが拡大表示されるので、かなり便利です。
X-T1の感度別ISOノイズは、ISO1600まではとても優秀でした。高感度ノイズはAPS-Cサイズにしては少なく、手ぶれ補正付きのレンズと組み合わせてさまざまなシーンで活躍できそうです。
Xシリーズらしいダイヤルオペレーション。X-M1とは違いモードダイヤルではなくシャッターダイヤルつき。シャッターボタンの周囲が電源スイッチで、これは他社の一眼レフと同じなので、私にとっては非常に自然に使うことが出来ます。あ!と思ったらカメラを構えつつそのまま右の人差し指で電源が入れられるこの方式はとても理にかなってると思います。
一つ言えるのは、私にとってはやはり一眼レフスタイルのカメラは使いやすい、と言うことです。レンズと同軸上にEVFを持ってきてペンタ部を付けるというデザインには、意味があるのだと思います。一眼レフに慣れた身には、これだけでかなり心理的ハードルが下がるような気がします。
FUJIのデジ一に慣れている人は、そんなに操作系で迷うことはないです。 マニュアルをほとんど読まないおじさんでもすぐ使えましたから。(^^;
ローパスレスとX-Transのフィルムっぽい適度なランダム性のある色配置がモノクロで良さを発揮するのかもしれません。
画質にはもう全幅の信頼を置いています
普段はRAW撮影基本の自分ですが、「X-T1」においてはJPEGの撮って出しで充分満足できる一枚を撮ることができるお気に入りっす
まったく良質の写りです。ISO1600くらいでは、何事もなくといった感じでノイズ感はありません。 この辺は新しいDSLRに共通で高感度ノイズの改善は目を見張るものがありますが、XE-2もAPS-C相当の撮像素子を持っているし、新しい画像エンジンEXR processor IIも優秀だという事のようです。 それに、単にノイズに強いというだけではなくて、やはりコンデジとは違った画像の力強さみたいなものも同時に提供してくれたと思いました。
ビューファインダーから覗ける風景が大きいといという点は、通常価格帯の光学式一眼レフカメラに較べてアドバンテージになるかと思います。今回は更に、236万ドットの高精細有機ELで、表示タイムラグが0.005秒と改良され、ビューファインダーに関する不満はもうないと言ってもいいんじゃないかな。
X-T1は手の中への収まりがよく、持ったときのしっくり感がすばらしいですね。世の中にカメラは沢山ありますが、こういうカメラって意外に少ないんですよね。
白壁に白いニットをもってくるなんてチャレンジングだな~と思いました。通常、3分間証明写真では「生首」になるから色の薄い服は着るな、というのが鉄則だった気がしますが、X-E2ではこうした微妙な色合いや素材感などを描き分けるのを得意としているのだそうです。壁との陰影や服のしわなどきれいに出ていますね。
このファインダーは、「マルチモード・ビューファインダー」と呼ばれ、現在最も優れたEVFです。 その特長は、大きく、反応速度が速いこと。 ファインダー倍率は、フルサイズセンサー搭載機のファインダー(約0.7倍)より大きな0.77倍。世界最短で表示タイムラグは0.005秒という有機ELのEVF。覗いたときに、くらっとする感覚、これは、やはりすごいですね。
フジノンレンズは世界でも五本の指に入るすごいレンズです。写りがよいレンズではレンズ(ガラス玉)が重いですね。その重いガラス玉を何枚かまとめてAFの際に動かしています。それは画質のためです。AFが動作してレンズの位置がずれれば画質が落ちます。だからまとめて動かして、画質への影響を最小限にするのです。う~ん、こだわっていますね。決してAFの速さだけに拘るのではないのですね。
実機の佇まいは美しく、また、優れた質感をもつのも事実。 レトロ風デザインのカメラは非常に多いけれど、質感の伴ったものは意外に少ないと思う。 やるならちゃんとやろうぜ、ってのをの富士フィルムはわかってると思う。
電子ビューファインダーは表示タイムラグ0.005秒でとても見やすいですね。位置も光軸上にあるので、動くものを追いやすいですね。
フィルム特性に併せてセッティングができるというのも、FUJIFILMならでは。 緑は鮮やかに。 肌色はより自然な感じで。 と言いつつ。 同じ肌色でも、人種によって色々あるので、その人に合った色が出せるように。 また、一方でモノクロにも対応できる階調表現にも対応。 この辺は、フィルムメーカーでもあるFUJIFILMならではですねぇ。
上記引用は意図を明確にするために一部東京カメラ部株式会社によって加筆修正・強調されています。原文はリンク先をご確認ください。 このレビューは、東京カメラ部株式会社が運営するレビューサイト「みんぽす」が無償招待した体験イベントに参加して書かれています。事実誤認時の修正を除いてレビュー内容に第三者による一切の関与はありません。