トリミングしているのに、こんなに細かく描写されているのには驚きました。
桜の場合は、クラシッククロームの渋みのあるちょっと抑えたような発色が好みかな。微調整もできるので、好みの設定を探していくのも楽しいですね。
今まで使ってきたXシリーズの中では最高の出来だと感じました。「画質」「スマホ連携機能(Wi-Fi機能)」「レスポンス」「外観デザイン」どれも良かったのですが、この機種でとくに気に入ったのは大きく変わった「操作性」です。とても使いやすかったです。
画像から階調の豊かさ、車のボディの質感の表現、シャドウ部分の絶妙な表現、さらに絶妙な粒状感が感じられますね。
パキッとした色ではなく、温度感のある写真が撮れるのでFujiFilmのミラーレスはいいなぁ、と思います。なんとなく暖かみがあって、3割増しに美味しそうに見える感じがします。
手に持ってみるとわかりますが、手の中への収まりがすごくいいんですよね。 グリップの出っ張りは、もっとしっかりしている方がいいという人が多いようですが、デザイン的にも機能的にも私はこの位で十分だと思います。
これだけ色鮮やかなチューリップは色飽和を気にしないといけないところですが、FUJIFILM X-Pro2だとそのまま撮って出しでいけます。多少明るさやコントラストを調整する余裕もあるくらい。この辺りはさすがだなぁと思います。
X-E2はダントツにバランスが良い。光学ファインダーを諦めたことによるコンパクトなボディ、センサーに組み込まれた位相差AFによる高速AF、デュアルCPUによるレスポンスの良さ。
X-T10の色乗りは流石に鮮やかです。液晶モニタがチルトするのも背の低い植物を撮影するのには便利。
私がX-T1で一番気に入ったのはデザインです。ダイヤルだらけながらもクラシック過ぎず非常に機能的。レンズ光軸上に配置されたEVFを収めたペンタ部も綺麗にまとまっていると思います。登場時に賛否があった「FUJIFILM」ロゴも悪くはありません。非常に多彩な機能を持ちながらも、一方でボディはミラーレス機らしくとてもコンパクトで軽量です。
ISO感度を上げるほど、ノイズが増え、解像感や色彩の豊かさは失われるので、なるべく低いほうがいいのですが、「FUJIFILM X-Pro2」なら高くしても実用的です。
X-T10ですが、まずファインダーと背面液晶がめっちゃ明るい。サクサク撮れる。操作は、FUJIFILM共通なので、Q(クイックメニュー)あるいは、ファインダーでボタンを押して、ファインダーを見ながら設定が変えられるので、気軽に操作ができる。
ACROSのフィルムシミュレーションは、画像の高輝度の部分、低輝度の部分、それぞれに最適な粒状表現が施されています。オリジナルの画像に、Grain的な粒状感を一様に付与したわけではないところが、ACROSのこだわり。
X-T1は本当にオールランドの素晴らしいカメラです。特にその色合いが素晴らしいです。ノイズも不自然ではありません。液晶ビューファインダーの見え方も素晴らしいです。写真を撮る道具として持っていたいです。
X-E2では全てJPEGで撮ったのですがISO6400でこれです。明らかに他社のカメラとは2段分くらい違う気がします。特に夜空のあたりはノイズがありますが、粒が揃っていて見苦しくありません。解像感も色の出方もシャドーの自然さも文句なし。いやはや、ここまでISO1600でがんばっていたのが馬鹿らしいほどです。
ISO3200この辺りから若干だがノイズが混じってくる。主にボケの輪郭部分にざらつきを感じる。と言っても等倍で確認した時の話であって、トリミングせずに使うのであれば十分過ぎる程。
猫カフェでは、X-T10のチルト式液晶モニターが大活躍です。X-M1とかでも付いているので、そちらでもいいんですけどね。でも、ファインダーも電子水準器も一台でまとまっているのは、メリットでしょう。
テーブルがこの色です。ホワイトバランスを取るのは結構難しいのですが、X-Pro2はAUTOのままでまったく問題ありません。
フジフィルムでポートレートや人物スナップというジャンルを良く目にするが、実際使ってみると「なるほどなぁ」とうなってしまった。髪がしっとり艷やかになるので、非常に見栄えが良い。
富士フィルムの肌色の再現はかなり独特というか、透明感のある瑞々しい描写をします。好みもあるでしょうが、こと赤ちゃんの肌を綺麗に撮るなら富士フィルムの色がずば抜けていると思います。
上記引用は意図を明確にするために一部東京カメラ部株式会社によって加筆修正・強調されています。原文はリンク先をご確認ください。 このレビューは、東京カメラ部株式会社が運営するレビューサイト「みんぽす」が無償招待した体験イベントに参加して書かれています。事実誤認時の修正を除いてレビュー内容に第三者による一切の関与はありません。